あの日のぼくら

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小ネタ。

なんだかしばらく更新できそうにないので(汗)小ネタを書いてみました。

「強欲ラプソディ」の永原と浩太と歩美で、相変わらず変なノリ。

永原が気持ち悪いのはいつものことです。



いいよ! という方はつづきからどうぞ!



【ハンバーグ編(強欲ラプソディ)】





「ねえ羽村」

「うわ嫌なやつが来た」

「昨日すごい嫌な夢見たんだけど」

「は?」

「倉田がエプロン着けて料理してて」

「なにそれいい夢じゃん」

「ちなみに赤いチェックのやつね。すごい可愛かった」

「あっそ」

「で、そのエプロン着けた可愛い倉田がハンバーグ作ってたんだけど」

「へー」

「一緒にいたのがなぜか羽村だった」

「……へ?」

「倉田が作ったハンバーグを羽村が食べてたんだよ。

 で、倉田は羽村に『おいしい?』とか訊いてて。

 なんか無駄に甘ったるい空気流れててもう心臓止まるかと思った」

「……」

「おかげで起きたとき寝汗半端なかったし。もう朝からすっごい嫌な気分で

 一限の授業とかほとんど頭に入らなかったんだけど。どうしてくれんの」

「……は?」

「とりあえず謝って」

「――はあああ?!」

「だいたいおれは夢の中でまで羽村の顔なんて見たくないんだよ。

 なのにあろうことか勝手に人の彼女といちゃいちゃして。

 たぶん本当ならおれが食べるはずだったハンバーグまで食べて。

 とにかくこんな最悪な寝起きは初めてでした。いいから謝って」

「え、なになに本気で意味わかんねえんだけど! 勝手に変な夢見たのはそっちだろ!

 うわあなにこの人怖い! ちょ、歩美歩美歩美ー!」

「え、な、なに?」

「頼むからこの痛い人引き取ってくださいー!

 さっきから俺が歩美の作ったハンバーグを食べたとかわけのわからないことを……!」

「ハンバーグ?」

「そうなんだよ。倉田がせっかく作ってくれたのになぜか羽村が食べちゃって。

 あれは絶対おれのハンバーグだったのに……」

「え……永原くん、ハンバーグ食べたかったの?」

「うん。あれ絶対おいしそうだったのに。倉田が生地も一から作ってくれてて」

「……あの、なんだかよくわからないけど……今日私のお弁当、ハンバーグ入ってるよ。

 永原くん、食べたいならあげよっか」

「へ」

「おいしいかどうかはわからないけど。よかったら」

「……え、いいの?」

「うん、他にもおかずあるから。永原くん、そんなにハンバーグ好きならあげる」

「……あ、じゃあ代わりに、おれのお弁当のおかずを倉田にあげる」

「え、いいの?」

「だってそうしないと倉田のおかずがなくなっちゃうし。半分こしよ」

「わあ、ありがとう。なんかこういうのって楽しいねー!」

「そうだねー」



「……なんだこいつら!」





***



書くたび永原が痛くなる…。


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