あの日のぼくら

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完結しました。

「哀歌」完結しました!

そして「あの日のぼくら」もこれで完結となります。

お付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました!



小説をweb上に公開するというのは、とてもどきどきしたのですが

やはり読んでくださる方がいるというのはとても嬉しいことで、

思い切ってみてよかったなあ、としみじみ噛みしめております。

温かい読者様ばかりで、私は本当に果報者でした。

ありがとうございました!



以下少しこの物語について語っています。

あとがきも書いたくせに、まだ語り足りなかったのです(苦笑)。


さて「あの日のぼくら」で書きたかったことについてはあとがきで

長々と語っているので、ここでは登場人物について。


「桐原直紀」

なんとも書きづらかった主人公でした。好かれる主人公というのは難しいなあ、と痛感。

とことん優しく、裏表もなくて、人に嫌われない才能を持っているような、

そんなキャラにしたかったのですが、本当に難しかったです…(汗)

私の書きたかったキャラに仕上がったのかどうかはよくわかりません。

そして人の気持ちを考えられる子にしたかったので、あまり鈍感にはしたくなかったのですが

想いを寄せられる側で鈍感でない、というのは書きにくいのだなあ、としみじみ。

根が暗く不健康な考え方の人たちばかりな中の、

たった一つさっぱりした、清涼剤のような存在にしたかったんです。

しかし難しかったです。


「白柳柚」

出番の少なかったヒロインでした。明らかにみなのほうが多かったですね。

シリーズ一作丸々出てきてませんし、「哀歌」でも終盤まったく出番がありませんでした。

そして五人の中で唯一視点になった話がありません。いろいろと申し訳ないです(汗)

ホラーものが好き、という設定は、キャラが出来上がった時点ですでにありました。

まあ話の本筋にはまったく関係のない設定なのですが。


「園山みな」

「あの日のぼくら」を書くにあたり、一番最初に出来たキャラです。

なので、柚よりもむしろ物語の中心にいたと思います。準主人公のようなつもりで書いてきました。

作中最も動かしやすかった子です。ちなみに、この子と直紀の組み合わせが一番書きやすかったです。

書いているうちに、この二人が一番波長が合っているような気がしてきました(笑)

考え方も行動の理由もわかりやすかったので、わりと悩むことなく書けました。

「哀歌」では皆成長させたいなと思っていたのですが、とくにこの子は前二作が

散々だったので(汗)、一番力を入れてみたつもりです。


「高須賀駿」

この子については、読者の方に「どうか読み取ってください!」と丸投げしているところが

多々ありました(汗)ごめんなさい。

考え方や行動の理由が一番複雑でした。正直、うまく書ききれませんでした…(汗)

駿と明李は根本的な部分がよく似ているので、意外と気が合ったのかもしれないです。

ただ明李の恋が、どうしようもなくタイミングが悪かったんですね(苦笑)

みなとの関係が今後変化するのかはわかりませんが、とりあえずこの二人は

ずっと一緒に、支え合って生きていくんだろうな、と思っています。


「粟生野明李」

えぐいこともやったのですが、結果的にハッピーエンドへの道を切り開いてくれた人です(笑)

何もかも努力すりゃなんとかなる、みたいな考え方の子ですが、それは明李に

「努力する才能」があったからこその考え方だったんじゃないかなあ、と思ったりしました。

これも立派な才能で、誰しも持っているわけではなくて、そういう意味で

明李も充分恵まれているのに、それに気づけていない、という点では直紀と同じなのかもなあ、と。

連載中に「明李はみなのことが好きなんじゃ…?」という予想をいただいて、

すごくどきどきしたことがあります(笑)

かなり当たりに近い……というか、明李が直紀よりむしろみなに執着していた、という点を

見抜かれただけで、もうびっくり仰天でした。それもわりと早い段階だったもので。

「哀歌」で唯一苦い結末となった子ですが、彼女なら大丈夫なんじゃないかな、なんてぼんやり思っています。




執筆中は宇多田ヒカルさんの曲に(勝手に)お世話になっていました。

よく聴いていたのは「Be My Last」「Letters」「Beautiful Word」「誰かの願いが叶うころ」「Exodus '04」など。

全部大好きですー。何度聴いても飽きなくて、執筆中ひたすらエンドレスで流していました。

とくに「Beautiful World」は、これを聴いているときに物語が浮かんできたもので、思い出深いです。

勝手に感謝しています。

他によく聴いたのは「蝶(天野月子)」「遭難(東京事変)」「私とワルツを(鬼束ちひろ)」

「愛し子よ(ルルティア)」「冷たい花(the brilliant green)」などでした。

どれも執筆をはかどらせてくれた曲でした。感謝感謝です。


とりとめもなく長々と語ってしまいました。そろそろ終わろうと思います。

こんなところまで目を通してくださった方には、本当になんとお礼を言えばいいのやらわかりません。

ありがとうございました。しつこく言いますが、大好きです!

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